仮称 国立メディア芸術総合センター | 資本主義で生きる

仮称 国立メディア芸術総合センター

秋葉原のヨドバシカメラの売り場面積(ビルの総面積でなくヨドバシ単体でのテナント部分の床面積)の半分以下の規模の建物をつくり、アニメなんかの展示を行い、入場料250円で年間60万人を動員する予定だそうです。
講習会等も行い受講料も施設運営費に当てるそうです。

赤字垂れ流し施設になることは目に見えています。

施設をつくり、その管理人等に役人が天下ろうという魂胆ミエミエです。

プロのアニメータの年収が110万円なんて言う状態の国のアニメを、何を夢想すれば輸出額が数十倍になる
なんて思えるのでしょうか。

模型をつかった撮影ができるような巨大スタジオとか、HD編集機をズラリとそろえたレンタル編集スタジオを作るとか
言う話の方が喜ぶクリエイターは多でしょう。

賛成している人は、「先ず第一歩」だとか「これからのワールドワイドでの競争に打ち勝つ為に」とか意味不明なことをいっています。
赤字施設なんか今つくる時ではないと確信します。

それにしても14兆円の補正予算なんて万事がこの調子で、役人や役人OBにカネをくれてやるモノばかりで
国民からお金を毟り取る一方みたいですね。

今は役人にカネ持たせたってダメです。貧困者に大金をばら撒くときです。
1000万人の貧困者に大金(100万円とか)ばら撒いて10兆円
一つでも2つでもカツテの松下電器やソニーみたいな企業が出てくれば十分ペイするでしょう。
今のままでは日本列島で8000万人が死ぬ事になりかねません。
日本は人件費が高いとかいって製品開発設計製造を国外へ出してしまった無能経営者は少しは
責任を感じて欲しいものです。